無駄使いをなくす方法!貯金がどんどん増える「賢いお金の使い方」16選

お金

ついつい無駄遣いをしてしまい、「あのときこんなものを買わなければ…」と後悔をしてしまった経験は、ほとんどの人があると思います。

今の時代、年齢と共に収入も右肩上がりになるとは限らない世の中です。将来のことを考えて貯金するためにも、お金は賢く使って無駄な出費は抑えたいものです。

そこでこの記事は、お金の無駄遣いをなくす、賢いお金の使い方についてお伝えします。

買うべきか迷ったものは買わない

買い物をするときに、

  • 買うべきものなのか
  • 買わなくてもよいものなのか

を迷ってしまう経験は誰もがあるでしょう。

もしあなたが無駄遣いをなくしたいのであれば、迷いが生じたものは「買わない」選択をするようにしましょう。

また、欲しい商品があるとき、買うことを決断する前にそれが本当に必要なのかを、一度冷静になって考え直してみてください。

その上で少しでも心に迷いがあるようであるならば、「買わない」と決めるのが賢い買い物の仕方です。

 

欲しいもの、持っているものを書き出していく

何か買いたいものがいくつもある場合、まずは欲しいものをすべて紙に書き出していき、リストアップするようにしてみましょう。

日用品から嗜好品、高級品まですべてを書き出し一覧を作成するようにします。

次にその一覧にあるアイテムを「必要な順」に並べ替えて優先順位を付けていきます。そして、その順位の下の方にあるものは買わないようにします。

それと同時に、欲しいものの中で、今持っているものでも代用可能なものがないか考えていきましょう。

もし代用ができるものが見つかった場合、それを欲しいもののリストから除外していきます。

こうすることにより、本当に必要な最低限度のものだけを買い、必要のないものを無駄買いしないこととなります。

 

家計簿をつける

家計簿をつけることは、無駄使いを防止するための最も基本的な方法の一つです。

家計簿によって毎月の支出を記録することにより、一ヶ月あたり一体どのくらいの無駄遣いをしているのか、を把握してその反省を次に活かすことが可能となります。

家計簿は一昔前だと紙(ノート)やエクセルなどが一般的でしたが、最近ではスマホの家計簿アプリもたくさん登場するようになりました。

アプリなら、誰にでも手軽に使いやすく、さらにさまざまな機能を持っているのでおすすめです。

また、家族と同居している人は、共同家計簿をつける良いでしょう。

家族と一つの家計簿でお互いの支出をチェックし合うことにより、家族全体で無駄遣いを減らすことができるようになります。

家計簿アプリ・家計簿ソフト「マネーフォワード」 

セールに反応しない

無駄遣いをしないためには、セールやバーゲンなどの「お得感」に惑わされないように日頃から注意をする必要があります。

バーゲンセールなどの特価市は、品物の値段が安くなっているためについつい余計なものを多く買ってしまい、結果として無駄遣いになってしまうことが多いのです。

買い物をする場合には、あくまでも必要なものだけを買うということを徹底するようにしてください。

 

ネットショッピングを活用する

ネットで買い物をすることは、無駄使いを防ぐことにつながります。

まず、ネットショッピングは通常の買い物とは違い、

  • 画面上に表示される情報によってしか「商品」を見ることができない
  • 住所や名前の入力など、購入の手続きも現実の買い物と比べると面倒

という特徴があります。

こうしたことから同じ商品を買うときには、現実の店舗で購入をするよりもネットショップで購入したほうが無駄遣いしにくくなります。

また、ネットでの買い物は、

  • 中古品の品揃えが良かったり
  • ポイントの利用によって価格を抑えられたり
  • 量販店よりもかなり価格が安かったり

する場合があるので、「お得」という意味でもおすすめです。

 

嗜好品を止める

無駄遣いとして、まず思い浮かぶのが、

  • お酒
  • 煙草
  • ギャンブル
  • ゲーム課金
  • 外食

などの滑稽品ではないでしょうか。

例えば、滑稽品の出費が1日500円であるなら、一ヶ月では15,000円、一年では180,000円もの無駄遣いになります。

無駄遣いを止めたいと思うのであれば、こうした娯楽に関しては優先的に見直しをしていく必要があるといえます。

 

あえて高級なものを買うようにする

無駄遣いを減らすために、あえて高級品を購入するのが良い場合もあります。

一般的に高級品は品質が良いため、長期間に渡って使い続けることができ、頻繁に買い替えをする必要がなくなるので、かえって無駄遣いの防止になるのです。

また、パソコンなどの通信機器や自動車などの乗り物は、高価なものほどスペックも高くなり、プライベートだけではなくビジネスにも活用をすることができるようになります。

このようにあえて高級品を購入するようにすることは、単なる「消費」ではなく、お金を使うことによってさらに大きなお金を手に入れる「投資」の考え方が身に着くことにもつながります。

 

あらかじめ給料から貯金分を差し引く

毎月の給料から貯金分を差し引き、生活に必要な最低限のお金だけを手元に残すことで無駄遣いを防止するという方法です。

このときにおすすめなのが「積立貯金」です。

積立貯金とは、あらかじめ貯金金額を決めておき、指定の口座にお金が振り込まれると、その金額が自動的に積立用の口座に振り込まれるというサービスです。

一ヶ月あたりどの程度の収入があり、また最低限どの程度の生活費が必要となるのかを把握しておいて、その差額をすべて貯金してしまうのも良いでしょう。

一般的には、給料の2割がを貯金の適当な金額とされます。

また、この他にもお札を硬貨に両替し、貯金箱で500円玉貯金をするなどの方法もあります。

 

外出しない

外出を控えるようにすれば無駄遣いもしにくくなる、という理論です。

例えば、街中を歩いていると自然といろいろな商品の広告が目に飛び込んできて、購買意欲が掻き立てられてしまうことがあります。

また、買い物をしている人や商品に群がる人だかりなどが刺激となる場合もあります。これを心理学的には「バンドワゴン効果」と言います。

ものを売る側はこのような心理を利用して客に購入させようとするので、無駄遣いをしないためにはこうした手に乗らない、そもそも外出をしないことが有効であると言えるのです。

さらに、無駄遣いをしないためには、人付き合いも減らしたほうが良い場合もあります。

例えば、職場やサークルの飲み会はたった一食で数千円の出費になります。また、友人や恋人とのレジャーによっても、一日万単位のお金を使うこともあるでしょう。

こうしたことを避けるためにも、なるべくお金のかかる人付き合いはせず、家の中ですべてを完結できるライフスタイルを確立するのもひとつの手です。

 

空腹状態で外出しない

前項でも述べたように、無駄遣いをしないためには外出をしないのが一番です。

しかし、どうしても外出が必要な場合、なるべく空腹状態のままで外に出るのを避けるようにしてください。

人間の消化器官は胃に食べ物が入っていない状態になると、「グレリン」と「モチリン」というホルモンを活発に分泌するようになります。

これらのホルモンは脳に影響を及ぼし、この働きによって「空腹感」が生じるようになります。

こうした「空腹ホルモン」が大量に分泌された状態で外出してしまうと、どうしても食べ物を求めてしまい、買い食いなどの無駄遣いをしてしまうのです。

これを避けるためにも、できるだけ外出の前に何かを食べることを忘れないようにしてください。

 

お金を持って外出しない

外出時の注意点としては、お金を持って外出しないようにすることも挙げられます。

手持ちのお金があることは、それだけ衝動買いをしてしまう可能性が高くなることを意味します。

逆に手持ちのお金が少なければ、当たり前ですが衝動買いはできなくなります。

例えば買い物に行くときも、目当てのものの購入に必要な最低限のお金だけを持ち、それ以上は持ち歩かないようにしてください。

 

スケジュールを空けない

人間は退屈を嫌う生き物です。そのため暇な状態に置かれると、なんとかしてその退屈を紛らわせようとします。

そして、退屈を紛らわす最もお手軽な方法が消費(買い物)です。つまり、無駄遣いをしないためには、暇な時間をなくすことも非常に有効なのです。

なるべくスケジュールに空きを作らないようにし、常に何かしらの活動をし続けることを心がけるようにしてください。

ただし、仕事などで過度に忙しい状態になってしまうと、心身の疲弊をケアするために出費が必要になる危険もあるので注意をしてください。

 

人目を気にしない

一般的に見栄っ張りな人は、ブランド品などで身を固めることで自分のステータスを誇示しようとするため、無駄遣いをしてしまいやすい傾向があります。

特にファッションにこだわりがある人は、その年や季節のトレンドに合わせて買い物をするため、どうしても余計な出費が増えやすいのです。

なので、無駄遣いを止めるためには、「見栄を張らない」、そして「人の目を気にしない」ことが大変重要となります。

他人からどう思われようが、見た目もライフスタイルも質素倹約を貫くようにしましょう。

 

自分の中で贅沢の基準を作る

自分の中で「贅沢」と思える金額の基準を作っておくことが、過度の無駄遣いを防止することにつながります。

しっかりとした基準を作ることで、買い物をするとき、常にその基準と比較をすることができるからです。

そして、その「比較をする」という「思考」をすることは、衝動買いの防止にもなります。

このとき重要なのは、具体的に「○○円」という金額を設定しておくことです。

この基準が曖昧なままだと、判断もぐらつきがちになり、この方法は意味をなさなくなってしまいます。

 

固定費を見直す

通信費や電気代、水道代などの固定費は知らず知らずのうちに大きな無駄遣いを生み出している可能性があります。

例えば、通信費を毎月のデータ通信量を少ないプランにしたり、MVNOに乗り換えたりするだけでも、無駄な金額を払わなくてよくなります。

また、電気代に関しては、近年では各電気会社ごとにさまざまな料金プランが用意されています。

そうした自分の生活リズムに合わせたプランを選ぶだけでも、無駄な使用量を減らすことにつながります。

さらに、こまめに電気を消したり、水道を流しっぱなしにしたりしないなどの、ちょっとした無駄遣い防止を心がけることも重要です。

 

断捨離を習慣化する

無駄遣いが多い人の中には、モノを買って所有することが「快感」になっている場合が多くあります。

そのような人に有効なのが、逆にモノを所有しないことに対して「快感」を覚えるようにすること、すなわち「断捨離」です。

断捨離の最もオーソドックスなやり方は、一日に一個、身の回りにあるモノを捨てるというものです。

多くの場合、最初のうちは物を捨てることに抵抗を感じ後悔を感じます。

しかし、モノを捨てていくことを継続し、次第に部屋にスペースが生まれスッキリしていくと、今度は捨てていくことが快感に変わり、逆にモノを持つことが苦痛に感じるようになっていくのです。

そして、「モノを買いたい」という欲求も減退していくようになり、最終的には無駄遣いをほぼ根絶することができます。

 

まとめ

無駄使いをなくす方法!貯金がどんどん増える「賢いお金の使い方」16選

 

  • 買うべきか迷ったものは買わない
  • 欲しいもの、持っているものを書き出していく
  • 家計簿をつける
  • セールに反応しない
  • ネットショッピングを活用する
  • 嗜好品を止める
  • あえて高級なものを買うようにする
  • あらかじめ給料から貯金分を差し引く
  • 外出しない
  • 空腹状態で外出しない
  • お金を持って外出しない
  • スケジュールを空けない
  • 人目を気にしない
  • 自分の中で贅沢の基準を作る
  • 固定費を見直す
  • 断捨離を習慣化する

 
このように無駄遣い無くす方法は、どれも今日から実行することが可能なことばかりです。

ぜひ今この瞬間から今までの生活を見直すようにしていってください。

そして、賢いお金の使い方を身につけて、有意義な人生を送りましょう!

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